ハワイ火山国立公園

一番の楽しみのキラウエア火山のハイキング

 

来る前、一番まよったのは靴。

ガイドさんのメールに “ハイキングシューズがお勧め” とあったし、

ネットで写っている人の足元をいろいろ見て、トレッキングシューズを持ってきた。

 

それでカバンの中は靴が三分の一を占めてしまい、

フリースも1枚入れたので、他のものがろくろく入らなかった。

 

雨具は貸し出し用があるとメールにあったので、傘だけ。

 

結論から言えば、ハイキングコースではなかったので普通のスニーカーでOKだったが、

足元をしっかり固めたので、不安なく歩けて、これはこれで正解!

 

夜は寒かったが、フリースでなくてもよかったかな? でも暑くもなかった。

 

 

ビジターセンター

 

まずは入口のビジターセンターで

ハワイの立体地図などを見て学習。

 

ここは○○年の溶岩、そちらは○○年の溶岩、

と区分されるのが面白い。

ハワイ島が、

火山の噴火でできている島ということを改めて認識。

 

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ハワイを代表する花、オヒアレファは1年に1ミリくらいしか成長しないそうで、だから年輪もないとか。

ハワイ固有のシダについても説明してもらう。 

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「岩の上を探してみて下さい。

髪の毛のようなものがあったら、“ペレの髪の毛です”」

 

ペレはキラウエアの女神の名前で、

溶岩のガラス質が糸状になったもの。

きらきら金髪と見間違えるように輝くが、  

簡単にぽきっと折れる。

 

 展望台とミュージアム

 

展望台から噴火口を眺める。

 

夜は、右手奥から火口を見るとのこと。

展望台から少し歩いて、

ジャガーミュージアムにも寄る。

 

暖炉がある!

ハワイに暖炉とは。

 

 


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サーストン ラバ チューブ

 

少し離れた サーストン ラバ チューブへ向かう。

 

 チューブは、流れる溶岩の外側が冷え固まり、 

中の溶岩が流れ切って、トンネル状になったもの。

 

 

チューブを抜け

密林の散策路を植物についてレクチャーを受けながら歩む。

カイドさん用意のルーペで、シダの裏側を見たりする。

 

火山国立公園の中は、

手厚く保護されているが、帰化植物の繁茂はそれ以上に進むらしい。

 

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チェーン オブ クレーターズ ロード

 

 

サーストン ラバ チューブ見学のあとは

溶岩が流れ下って海に落ち込んだところまでドライブ。

 

途中、他の火口を眺めたり、

オヒアレファの花をまぢかで見たり・・・

 

今度は “ペレの涙” を探したり。

ペレの涙は、噴出した溶岩が固まったものとかで、

丸や涙型をしている。

お土産にしたかったけど、国外に持ち出せない。

 

 


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流れ出す溶岩には、

粘性が高くて髪の毛のようにうねって固まった状態のもの(パホエホエ)と

ゴツゴツした状態のもの(アア)がある。  

 

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再びキラウエアに戻り、

近くのタイ料理のレストランで夕食。

 

お店の娘さんが食事と飲み物、全員の分をメモも取らずに注文を受けてくれた。

 

どこにでも達人はいるものだ!

 

 

 

噴火口を間近に見学

 

食事を済ませ、ジャガーミュージアムの方から火口を眺める

着いた時はまだ明るさが残っていた。

 

月と金星と木星が近くに並んで見えた。

 

みるみる内に暗くなって、火口が赤く輝く

 

 

南十字星も見えて感激。 火映も見られた。


 

 

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この後は、ガイドの長谷川さん宅へ向かう。

 

街灯もない真っ暗な道を、車のライトだけを頼りに走るのは難しいでしょうね。