パスポートを作る

 

10年前(2005年)、友人がパスポートの更新に行くというので

興味半分で、私も一緒に行って作ってみた。

 

どこにも行く当てはなかったが、身分証明書になりそうだし・・・

と、作ったパスポートの有効期限が今年2015年の11月。

今まで一度も出番がなかった。  身分証明書としても。

 

 

ところがここへきて、6月にパソコン教室でハワイへ行くことになった。

 

パスポートが使える!

 

残り半年あればハワイは大丈夫そうということで申し込んだのだが、

旅行会社からパスポートを更新をしてくれと、連絡があった。

 

う、う、う ~~ 残念!

 

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まずは、証明写真のボックスで写真撮影。

「肌美人スーパー」? 「肌美人スタンダード」?

メイクアップ効果、美肌効果、美白効果と説明がある。

 

別人になってもまずいので、800円のスタンダードにする。

3回撮影して、気に入ったのを選ぶ。

 

出てきたのを見たら、確かに色白に映っている。 

何だか不自然。

 

目をつぶっちゃいけないと、

頑張って見開いたのもまずかったか。

 

100円高いスーパーにすれば良かったかしら?

 

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立川駅の上のパスポートセンターはすいていて、待たされることなく手続き完了。

 

写真を切り離してこなかったけど・・・と心配したら、

それで大正解。切っちゃいけなかった。

 

5年にするかどうか迷ったが、思い切ってまた10年に。

 

ついでに、置いてあった資料も貰って来た。

ハワイはいろんな危険はないと思われるが、

何だか海外旅行は面倒くさそう。旅行は国内でいいかな?

 

 

と言って、一度行ったら病みつきになったりして。

 

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パスポートを受け取りに行ってきた。

 

まずは収入印紙の窓口に行って、料金を払う。

 

「あらきれい!」

桜のカラー印紙。てっきり青っぽい1色刷りだと思っていたら今はこんななの?

 

 

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受取窓口へ行くと、担当の女性が、新旧両方のパスポートを目の高さに掲げ、

私の方には表紙を向け、

「本籍は東京ですね」

「生年月日は」 と尋ねられる。 顔写真と見比べられてるみたい。

「西暦ですか? 和暦ですか?」

「どちらでも」

(昭和・・ と答えたが後で見たら、パスポートには西暦で記入してあった。)

 

「ICチップが作動するか確認します。左の画面をご覧ください。顔が映っていますか」

横のモニターに写真のページが表示された。

 

---------------------- というあんばいで、無事受け取った。

 

 

 

 家へ帰って新旧見比べると、いろいろ変わっている。

 

一番変わったのは、

・ICチップを埋め込んだ厚いボール紙のページが真ん中にある。

・表紙の裏側が本人の写真だったのが、

 次の外務大臣のハンコのページと入れ替わった。

・各ページに旅券番号がポチポチと穴あけで表示されている。

・地模様も変わって、ページ番号が全面に配置され、

 さらに白い細い線も追加されている。

 さくらの透かしはおんなじかな?

・顔写真のサイズも大きくなった。

・顔写真のページ全体にホログラムのシートが掛けられていて、

 角度によって富士山が見えたり、桜や雲が見えたり、「JPN」

 や「日本国」の文字が浮かんだり。

 家紋のようなマークも、 桜とアヤメ?が切り替わる。

 もう一つのも絵柄が切り替わる。

 

偽造しにくくなっているのね。