初めての芋煮

 

相合傘で文翔館を後にし、晩ごはんを食べに。

観光案内所で教えてもらったお店まで数分だが、雨が段々強くなり、

あの建物の下で雨宿りしましょうということに。

 

 

地図を見ると「メディアタワー」

 

中は煌々と明るいロビーだが、男性が一人 所在無げにいるだけ。

覗いているうちに、自動扉がスーッと開いた。

 

「雨宿りしてましたら、ドアが開いちゃいました」

「ここ何ですか?」

「山形新聞と山形放送です」

「ああ、それでメディアタワー。 入っていいですか?」

「どうぞ」

 

広々とした奥に、自販機が見える。椅子とテーブルも。

早速冷たい飲み物を買って、一休み。

 

我々の他に誰も来ず、「ここは穴場ね。ラッキー!」

30分くらい休んで、トイレも済まし出発。

雨も小降りになっていた。

 

 

 

 

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「香味庵まるはち」に入る。

 

 

「丸八やたら漬け」という漬物屋さんに併設された、

蔵の中のお食事処。

 

 

 

 

注文は迷った末に、「芋煮」の入ったメニューに。~~~~~~~~~~~~~~~~

 

漬物寿司とだしそば がついている。

お昼が蕎麦だったから避けたいと思うのだが、

どのメニューにも蕎麦がついている。

 

そうか・・・“蕎麦王国 山形“ だった。

芋煮は醤油味だった。

だしそば は、おいしかったが 蕎麦そのものは山寺の方が好み。

 

 

友人は、「引っ張りうどん」に挑戦。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

つゆに、鯖缶と納豆とを入れて、うどんをつけて食べるもの。

漬物や鰹節もついていた。

 

おっかなびっくり私も試食。 麺に納豆?と思ったが、“有り”のメニュー。

うどんがおいしかった。

 

「鯖だけでなく、鰹節を入れるのが決め手じゃない?」

 

芋煮も、引っ張りうどんも、どちらも家庭料理だから、

味付けはいろいろだとのこと。

 

せっかくの郷土料理だったのに、

写真を撮るのをすっかり忘れた。

 

 

他にお客も来ず、我々だけの 貸切の晩ごはん終了

 

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画像はネットから拝借。

※何と、コロナの影響で

 135年続いた店は、

 2020年5月で閉店になっ

 ていた。


 

文翔館からまっすぐ延びるメインストリートに戻って、

ぶらぶら ホテルまでホテルまで戻ることに。

 

途中、レトロな洋館風の建物が。

なんと現役の病院!

 

 

「紅の蔵」という、これも勧められたお食事処があったが、

 

私たちが入る感じのお店ではなかった。

「まるはち」のチョイスは正解。

 

 


 

 

雨はすっかり上がり、このまま駅まで 傘を返しに行こうということに。

 

だが、観光協会はもうしまっていて、どうしたものか。

隣のお店の人が、預かって返しておきますよ と言ってくれた。

 

コンビニに寄って、明日の朝ごはんのサンドイッチを購入。

 

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ホテルに戻ってお風呂に入っている途中で、

一日中 首に巻いていたタオルがないことに気付いた。

タオルはいいが、一緒に持っていた帽子もない。

コンビニに忘れたか?

 

お風呂を済まして、再度コンビニへ。

帽子とタオルはあった。 ラッキー

 

 

今日は、「23332歩」歩いた。 さすがに くたびれた。