6時半起床。7時45分出発。
朝出るとき、槌間さんに普段は気短そうですねといったら、
神経質だと言うことが分かるかな。バレたら仕方がない、なんて言っていた。
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トンネルを三つ抜けた。
五百メートルくらいもあった内海隧道、そして鳥越隧道、嵐坂隧道。
今日は、案内書では35キロ歩くことになっていたが、
新しそうなトンネルもあったから、2キロくらい縮まったかもしれない。
今日の泊まりは岩松の万福旅館。
宿を尋ねた果物屋のおばさんが、気楽な旅館ということですすめてくれたのだ。
万福旅館のおばさんは不在で、50分くらい待った。
時間が早かったから、もう少し先へ行こうとも思ったが、やめた。
槌間さんは宇和島まで行ったろう。御荘から約50キロ歩くことになる。
洗濯しようと思ったのに、銭湯へといわれて当てが外れた。
宿に泊まって銭湯?と思ったが、
その代わり、洗髪料を払い、堂々と頭を洗ってきた。
四国はどこへ行っても、節水や洗濯禁止の張り紙がある。
灌漑用溜池など地理に出てきたが、
四国は毎日の生活の中でも水が不便なのだとわかる。
夜中にトイレに起きたら、居間を通らなければいけなくて参った。
ねまきで通るのはきまりが悪かった。
おばさんと泊り客のおじさんが、花札をしていた。
こういう宿を商人宿と言うのかな。
お風呂もなしで1,400円は高い。
菩提の道場 伊予(愛媛県)の札所は40番観自在寺から65番三角寺まで ↓(クリックで拡大) |
商人宿 それほど明るくもない電気の下、座布団をはさんで男と女。花札が打ち付けられる音だけが・・・ 今思うと、映画の1シーンのような夜だった
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前日、鶴の屋は 1,200円 翌日、日の出旅館は1,500円と書いている。
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