ゆうべ一緒に泊まったお遍路さん達にあわせて、
五時三十分に起床。すぐご飯。
一行は 8人で、五十代のおばさん達だ。
食事の前にお勤めを済ませ、6時にはもう出て行った。
中の、先達と思しき人は、52番でお茶の接待をしている人だという。
もう、何十回も回っているそうだ。
熱心な人たちで、到着した時もお大師さん(杖)の前でかなり長い間お経を上げていた。
もう一人、自転車で日本一周している19才のお兄ちゃんと六時半に出発。
彼は四国へ入った時、
どうせ一周するなら札所を回りなさいと勧められたのだそうだ。
町の中では、歩くのも自転車もそう かわらなくて、
14・15・16・17番と、どのお寺でも私がつくのと彼が出るのと一緒になった。
17番到着は10時30分。
ユースへ入るのが遅くならないよう、18番恩山寺へは、バスにする。
しかし、ちょうどいいのがなくて結局徳島駅まで歩く。
途中から国道に入ると、
車の騒音と排気ガスで、すっかり気持ちが悪くなった。胸が痛い。
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バスには間があるので、13番で作ってもらったお弁当だけもって、
ケーブルで眉山へ上る。
荷物は駅へ預けた。
傘をリュックにくくりつけたら、
「そんなことしても 2個にはなりません」と 3個分の料金を取られた。
眉山へ上ったものの、足が痛く、
朝が早かったせいか疲れもでて、お弁当を食べてベンチで昼寝した。
30分ぐらいで起きて、ぶらぶら駅へ戻る。
ところがバスは出てしまっていた。
どこでどう勘違いしたのか、いつの間にか発車時間を覚え間違えていたのだ。
結局15時30分の汽車で、南小松島へ向かう。
南小松島着16時10分。
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駅で今度はリュックだけ預けて18番へ。40分かかる。
恩山寺では、納経料をお接待してもらう。
続いて19番立江寺へ。1時間かかる。
立江寺では、「肉髪づきの鉦の緒」があるそうだが、
それらしき物はみあたらなかった。
ここは関所の寺とかで、行いの悪い人は罰が当たって先へ進めないという。
私は何事もなかった。ホッ!
本道の階段を下りかけたら、団体バスの観光客が写真を撮らせてくれと言う。
遍路の格好がめずらしいようで、ポーズの注文まであった。
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歩いているとよく犬がほえる。
飼い犬は姿が見えなくなるまでキャンキャンワンワンいうが、
野良犬は絶対吼えない。
トコトコ2キロぐらいもついて来るのもいれば、
前にいる私を追い越しかねてもじもじしているのもいる。
そんな時、私が振り向くと、実に当惑した表情をする。
私が止まると、自分もなんとなくその辺を嗅ぎまわったりして
決して距離を縮めようとしない。
19番を終わって、立江から南小松島へ戻ったが、
もう少しというところで汽車に乗り遅れて30分も待った。バカみたい。
小松島ホステル泊まり。
今日は本当に疲れた。明日頑張ろう。
発心の道場 阿波(徳島)の札所は1~23番まで。
発心の道場と呼ばれる。 ↓(クリックで拡大) |
18番 恩山寺参道 |
↑(クリックで拡大)↓
19番 立江寺本堂 |
はいポーズ!
私の遍路姿も板についてきたのだろうか。
少なくとも照れ臭さはなくなった。
犬と同行二人 |
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