10月3日(火) 隠岐島前(菱浦~浦郷)~米子 浦郷のたことイカ

浦郷からのフェリーの時間まで2時間半、街の中を散策することに。


国賀観光が済んだらまずは、お昼を食べなくちゃ。

 

観光船の船長さんから

魚屋さんがやっているという食堂を教わる。

年配のご夫婦の経営。

メニューは刺身定食だけだが、

手作りの小あじの干物をサービスしてもらった。

 

後から入ってきたカップル3組は

揃いもそろって外人のボーイフレンド連れ。

彼らはお刺身大丈夫なのかしら?

と 余計なことも心配になる。

我々の隣のテーブルにいた青年は一人旅。

日本人青年よがんばれ!



机の上がこの地域に伝わる、飛行機型の凧。

旧暦の3月3日を子供の日とし

赤ちゃんの生まれた家がお祝いに凧をあげる

風習とのこと。

店の隅においてある竹が気になった。

お店のご主人に尋ねたら

凧の骨にするという。

 

我々が興味津々なものだから、

わざわざ凧を出してきてくれた。

もっと大きいのもあるからと、

倉庫まで連れて行ってくれて、見せてもらう。

 

この形であがるの? 見てみたい!

 

伝統を絶やさないために、幼稚園などでも凧作りを教えているとのこと。

商売より熱が入っていると奥さんは笑ってた。


竹割用のなた

鋳物製でとても重い

この重さを利用して割る

主翼は2メートル以上はある?

とんびと一緒に

山の上から

空高く上がっている写真もあった



 テレビや映画の取材や撮影の際、よく使われる食堂らしく、

たくさんの芸能人のサインが貼ってあった。

読めるのが少ないのよね・・・


近くの由良比女ゆらひめ神社へ

 

 

なかなか感じよく、美しい社殿



 

私たちの田舎では、

ホタルイカが産卵のために

岸に押し寄せてくるのを

 

「身投げ」というが、

そういうたぐいのものか?

 

イカが由良比女の手をかんだお詫びに

毎年浜に押し寄せるという言い伝えのある

イカ寄せ浜はすぐ前

 

回りこんだ入り江の突き当たりで、

ここに何千というイカが押し寄せ

掬い放題、拾い放題になるとか。

 

鳥居の奥に見えるのがかっての番小屋で、

時期になるとここに泊り込んで

イカが来るのを待ったという。

 

イカを拾う人を模した看板も海の中に立っていた。

 

一時まったく来なくなったのが、

最近また時々やってくるようになったとかで、

今年の2月に押し寄せた写真が神社にも貼ってあった。


浜の後の山中の赤や青は何?

イカ形の のぼりでした

マンホールのふた

 



正面の建物は警察署

前に止まっているのがパトカーならぬ ”パト船”

島根警察やPOLICEの文字が見える

 

「飲酒運転追放」に並んで

「密入国を許さない」といった標語が貼ってあったのも

いかにも隠岐らしい