山寺から山形駅着13:34
まずは駅の観光案内へ。
晩ご飯を食べるところのお勧めは?
見るべき場所は?
地図に印をつけて、いろいろ説明してくれた。
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とりあえず宿の山形国際ホテルへ向かう。
チェックインの時間には まだ早かったのだが、荷物を先に預けられないか聞いてみる。
「もうお部屋のご用意はできてますので、お入りいただけます」
ラッキー!
一息入れて、お城跡の霞城公園の中の、「山形市郷土館」と
そこから少し歩く「文翔館」に行ってみることに。
郷土館は、木造3階建のレトロな建物。
何の建物? 不思議な形。
案内板に、元は病院だったのを移築したとあって納得。
中庭を囲み、ドーナツ状に部屋が配置されている。
それぞれの部屋に、今は当時の医学に関する資料が展示されているが、
かっては看護婦さんたちが、次々と病室をまわって歩く姿が思い浮かぶ。
2階まで上がれた。
とても感じのいい、ゆったりした気持ちになる建物。気に入った。
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入館無料。
傷みがひどくなっているところも見受けられる。 窓口で声をかける。
「これを維持していくのは、大変でしょう?」
板を塗りなおそうにも、当時の塗料の再現が難しいそうで、
「下手に、今の塗料で塗り直すと、違和感が出てしまうので・・・」 とのこと
「一日何人ぐらいの来館者がありますか?」
「イベントの開催などにもよりますが、100人くらいでしょうか」
山形市はどうやってこの施設の維持費用を捻出しているのだろう?
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郷土館を後にして、文翔館に向かう。
途中、お城の門の中にも 入れるようになっていたので そこにも立ち寄る。
暑くて、暑くて、のどが引っつきそう。
門を出たところに自販機を見つけ、飲みながら歩きだしたら
ぽつりぽつりと、雨粒が落ちてきた。
しまった!傘はリュックに置いてきた。
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空は明るいし、大したことはなかろうと思っていたのに、
どんどんひどくなってきて、5分も歩いたところで、
「これはダメよ!!」 他所の家のガレージで雨宿り。
あんなに雨の用意をしてきたのに、ぬかった!
まさか、この天気で雨が降るなんて
通り雨だと思っていたが、30分近く待ってもダメ。
「タクシーを呼んで文翔館に行く? でもここどこ?」
道路を挟んだ先に、お店が見えるので、そこまで走る。
何のお店か、見当がつかなかったのだけど、
足に優しい(そして高い とてもおしゃれな)靴を売っている 靴屋さんだった。
小さな店構えなのに、店内にはお客様が何人も。
事情を話すとお客様の一人が
「タクシー呼んであげる。」とスマホで電話してくださった。
なかなか車は来ない。
そのうち年配の男性が入ってきて、
「いらっしゃいませ」
雨宿りさせてもらっていると話すと、
「文翔館まで送りますよ」
この人が店のご主人か。
先ほどの雨宿りのガレージのところから、誰かを載せて車で出かける所を見ていた。
多分お客様を送っていったに違いない。
タクシーを呼んでもらったので・・・と辞退。
ちょっと残念。
ようやくタクシーが来て、ご主人にはびっくりするくらい丁寧なごあいさつで見送ってもらった。
いえいえ お礼をいうのはこちらです。
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