羽黒山宿坊

 

路線バスで、羽黒山に向かう。40分ほどの乗車。

 

宿は「大人の休日倶楽部」の冊子に出ていた「大聖坊 だいしょうぼう」に電話予約した。

  

 「月山のお山開きですが、登られますか?」

 

そうか 「7月1日」 山開きか ・・・

 

「いえ、羽黒山だけです。」

 

出来たら、月山、湯殿山と回りたいところだが 無謀というもの。 

混んでるかと思ったが、無事予約できた。

 

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後でネットで見たら、すごくたくさんの宿坊がある事にビックリ!

 

現地でも、「手向とうげ宿坊街」の標識があった。40以上の宿坊があるという。

 

高野山のお寺の宿坊と違って、普通の民家の玄関先にしめなわをはっただけ。

100人以上も泊まれるところもあるが、大聖坊はこじんまりしたところ。

 

 

 

 

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大聖坊に到着。 奥さんが迎えてくださる。

 

お山開きで、昨日はあわただしかったが、

今日の泊りは我々二人と、あと一組 3人とのこと。

 

二階に通された。10畳間。隣の10畳間に布団を敷いてもらったので、

20畳の部屋で、のびのび。

 

 

 

 

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「トイレはどこでしょう?」

「外です」

 

  !!!

 

玄関の向かい側に趣のある小屋があった。

 

中は、普通の水洗だった。

 

「こんなのもいいわね。でも夜は一緒に来ようね」

 

 

 

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晩ご飯まで時間があるので、「いでは文化記念館」まで散策。

 

出羽三山文化と修験の展示。

入口に、ほら貝をふく体験コーナーがあった。

 

吹いてみたが、全く音が出ない。

男の子がやってきて、上手に吹く。常連か?

 

「どうやるの? 教えて。」

こうやって、ほっぺを膨らませて ・・・ と教えてくれる

 

 

 

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低い音が出るようになった。

受付の女性が

びっくりした顔をしているところを見ると、

いきなりやって、

これくらい出るのは上等らしい。

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男性がやってきて、

持ち方はこうで、

真ん中ではなく口の横で吹き込んで、

唇を震わせるようにして・・・

教えてくれるようにやってみるが、

がうまくいかない。

 


 

ほら貝にかまけて、閉館時間になってしまい、  

二階の展示が見られなかったのは、残念というか不覚というか。

 

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戻って、お風呂に入る。

生き返る!

 

晩ごはんは、部屋で。

精進料理だけかと思っていたら、魚も出た。

 

 

 

 

トイレに行ったとき、「星が見えるかもよ」と、空を見上げたら --------------------------

 

なんと 木立の間を透かして、

北斗七星が、宿坊の屋根にかかっていた。

 

 

 

この旅行一番の感動だった。