今朝はあわてた。
しけで船がなかなか出ない。
ようやく船が出て桟橋に着いたのが8時。
予定した汽車は8時2分で、もう駄目だとは思ったが駅まで走った。
駅舎が見えて、時計を見たら8時4分。
もう仕方がないと、国道へ戻りかけたが、とにかくいってみようと思い直して駅まで。
ホームに列車が止まっている。
すれ違う急行が遅れて、それが来るのを待っていたのだ。
天の助けと汽車に乗り込む。
結局北条駅を列車が出たのは8時15分。
大西着8時45分。
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54番延命寺、55番南光坊、56番泰山寺と打つ。
ずっと町の中で、何となく落ち着かなかった。
57番栄福寺を打ち、58番仙遊寺着 1時30分。
犬塚池の伝説
昔、住職が栄福寺と仙遊寺を兼務していた時、 両方の寺の連絡係に犬を使っていた。 犬は鐘で呼ばれた方の寺へ行き、手紙を持って、もう一方の寺へ届ける。
あるとき、両方の寺で同時に鐘がなり、犬はせかされて打ち鳴らされる鐘に、 あっちへ走り、こっちへ走り、とうとうどうすればよいか分からなくなって、 池に身を投げたという。
村人が哀れんで池のほとりに犬塚を建てて供養し、その池を犬塚池と呼ぶようになったという。 |
仙遊寺から59番国分寺へ行く途中で槌間さんに会う。
国分寺着3時30分。
槌間さんとは国分寺で別れる。
今日は国民休暇村まで行くとのこと。
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日射しに映えてくっきりしていた山の色が、吸い込まれるように消えていく。
ユースを頼もうと電話、電話と探しながら歩いていて、
ひょいと横を見たら法華寺と書いた石があった。予定していたユースについてしまった。
おそるおそる いきなりたずねてOK。
ただし夕飯は外で。
泊まりは私一人。
住職さんが呼んでくださって、お茶をご馳走になる。
煎茶道が、あるとは知っていたが、見るのは初めてだった。
急須の形が普通とは違っていた。取っ手がなかった
54番延命寺 ↓(クリックで拡大) |
56番泰山寺 弘法大師手植えの 忘れずの松(不忘松) |
↑(クリックで拡大)
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↑(クリックで拡大) 仙遊寺近くから瀬戸内海を望む。中央付近に犬塚池がみえます。分かるかな?
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